独楽盆　香川県高松市　丸宮製

伝統工芸品　　独楽盆40年前くらいの製品で、食器棚に収納したまま、一度も使用しておりません。綺麗です。以下、添付のしおりより、、、、材質は栃の木を使用しています品物に合わせた厚さに原木を製材して、それを約一年間天日で乾そうします。そして昔ながらのろくろでくりぬいて造ります。塗は「東洋の工芸」として世界に知られる漆を6回～10回塗り重さねて仕上げます。独楽塗漆器は、陶器（チャイナ）に対して（ジャパン）と言われ我国の代表的な手づくりの品としての日本の伝統を守って来ました。こま塗の源の讃岐漆器は文化三年に生れた藤川氏玉象谷が、椎朱の鼓箱を時の藩主松平侯に献納したのに始まると調はれています。その鼓箱は現在重要美術品に指定されています。象谷の実弟黒齊も文綺堂と号して一派をてキンマ、存清塗を専作して大いに名を挙げました。又後藤太平の功績も大きく打っても剥げない塗、いつまでも美しく使える柴法を創始しました。世に之を後藤塗と称えて愛賞しました。遠く平安朝以前に中国からもたらされた独楽は、戦前までは市井の男の子の冬の遊び道具のひとつでありました。しかし、その頃の素朴な独楽はもろ今の子供達からは目をかけられず、趣ふかいクラシックな色の輪が当地の漆器のなかに残されているのは、まことにおもしろい現象だと思われます。日本の古い美しさが、次第にほろびていくのを愛惜し、私共はこの独楽塗を製作しています。漆器製作　丸宮高松市浜ノ町五七番二一号使えば使うほどに美しい光沢が出るのが漆の特徴の一つでもあります末永く使用下さいませ。使用には、下記の点を御注意下さい。イ。使用後は、湯または水で洗って柔い布でふき取るようにして下さい。口・変形または変色するおそれがありますので直射日光等は避けて保存してください。へ・たわしまたはみがき粉でみがかないで下さい。箱は、古いですが、独楽盆は、美しいです。気が付かないことがあるかもしれませんが、写真の通りです。╰(*´︶`*)╯♡